2025年度 小児腫瘍症例検討会のお知らせ(第一報)
開催日:2024年9月6日(土曜日)9時~(予定)
会場:宮日会館 宮日ホール
今年度は9月5日(金)に開催される第45回日本小児病理研究会学術集会の翌日9月6 日(土)に現地(宮日会館 宮日ホール)開催の予定です。
つきましては、下記の要領で症例検討会を行いたいと思います。
① 日時:2025年9月6日(土)9時から夕刻まで(1時間のお昼休憩を含みます)
② スライドおよび一次抄録(症例検討用紙)配布(委員在籍施設、呈示される方の在籍施設、 継続ご参加者の在籍施設)、バーチャルスライドでの公開、診断アンケート、アンケー ト集計のメール配布は例年どおり行う予定です。
③ 発表時間は発表7分、質疑応答3分の計10分です。
④ 本年10月中頃までに二次抄録を送っていただき、まとめて小児血液・がん学会雑誌の 編集部に送付します。
⑤ 教育講演は、9月5日(金)に神奈川県立こども医療センター小児外科 北河徳彦先生 「胎盤転移症例について(仮)」を行う予定です(小児病理研究会との合同企画)。
⑥ 生涯学習単位として日本専門医機構資格更新単位(学術業績・診療以外の活動実績)(参 加1単位、筆頭発表1単位)が認められています。
<呈示症例の募集> 抄録(添付フォーマットご参照)と、原則としてHEスライドを35枚、小さいブロックなど 多数の切片の作成が難しいものは3枚、7月25日(金)までにお送りください(バーチャル スライドとしてアップする関係で宜しくお願いいたします)。 また抄録は別途メールでワードファイルにてこちらも同じく7月25日(金)までにお送り ください。また、その際に筆頭演者(発表者)の氏名と連絡先も併せてご連絡ください。
<スライドおよび抄録の送付・お問い合わせ先>
大阪市立十三市民病院病理診断科 福島 裕子
〒532-0034 大阪市淀川区野中北2-12-27
TEL: 06-6150-8000(内 8296)
E-mail: hir-fukushima@med.osakacity-hp.or.jp
症例提示の際には、一般社団法人医学会連合「学術集会への演題応募における倫理的手続に 関する指針」を遵守することが求められ、症例報告においても倫理的手続きが必要な場合が あります。詳細はこちら。
昨年度に引き続き、AYA世代(思春期・若年成人)の症例も受け付けいたします。皆様の症 例のご呈示をお待ちしております。
主催:日本病理学会小児腫瘍組織分類小委員会
小児腫瘍組織分類小委員会
Home小児腫瘍組織分類小委員会
小児腫瘍症例検討会のお知らせ
活動内容
小児腫瘍組織分類(小)委員会は、小児がんの全国登録の基準となる病理組織アトラスを作るべく、日本小児科学会・日本小児外科学会の要請を受けて、日本病理学会の中に1970年に設置された組織です。小児腫瘍全般の病理アトラスを刊行すると共に小児腫瘍の症例検討会を開催し、累計約1,200症例が提示・検討されてきました。本邦の小児腫瘍病理診断レベルの維持に効果的で、多施設共同臨床試験時の中央病理診断にも対応してきました。厚労省の「希少がん病理診断向上事業」の小児腫瘍部分の受け皿となり、「領域横断的癌取り扱い規約」の小児腫瘍部分の記載も担当しました。
神奈川県立こども医療センター 臨床研究所 兼 病理診断科 田中 祐吉
*2019年に小児腫瘍組織分類委員会から小児腫瘍組織分類小委員会に改名。
御挨拶
2022年度より、田中祐吉先生の後任として(小)委員長を拝命しました。このたび、委員の先生方についても数名の入れ替わりがあり、新しい体制でスタートしております。日本病理学会の中に位置づけられた小委員会として、「希少がん診断のための病理医育成事業」をはじめとした種々の事業とも密に連携をとりながら、本邦の小児腫瘍病理診断精度の維持・向上に尽力する所存です。また、これまで存在していなかった小児腫瘍に特化したWHO分類が近日中に刊行される予定となっており、当委員会で発刊してきた小児腫瘍病理アトラスとの整合性などを検討してまいります。皆様のご理解と、ご支援を心よりお願い申し上げます。
大阪市立総合医療センター 病理診断科 井上 健